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2015/09/22

2014 Spartathlon ③ [ 後半 ]

レオニダス王に会うまでは
CP52(171.5km)~Goal (246.8㎞)

後半 CP52(171.5km)~Goal (246.8km)
つづき


CP52(171.5km)到着が4:20。

閉門時刻より3時間ちょっと早く入れたが、ゴールのレオニダス像まではまだ75㎞ほど先だ。残り12時間30分で75㎞は楽勝とも思えるが、この先何があるかわか
らない。これから夜が明け陽が照ると暑くなるのは間違いない。脚もどこまで持つか~それもわからない。とにかく、ゴールするまでは走り切ると言い聞かせ4:30にエイドを出る。

■ エイドを出たところに温度表示があった
15℃。この9月下旬だと東北地方の最低気温だ。


■ 05:13 CP53(175.5km)
5時を過ぎたがまだまだ暗くてエイドサインのみ
再び、街路灯も民家もないようなさみしい田園地帯を走る




■ 05:31 CP54(177.5km)
まだ暗くてエイドサインのみ
前後にポツポツとランナーの照らすライトが見えるのでそれに従ってコース取りする




■ 05:43 CP55(178.8km)

ここもエイドサインのみ

CP55を過ぎると緩やかな登りが現れ、歩くほどでもないが走り続けるのは苦しい。
歩いているランナーもいたが、無心になって走る。ふと前にライトもつけず無灯で走るランナ

ーがいたので、「Don't you have a light?」と声を掛けると、日本人男性だった。


どうも電池がきれたようで、あと1時間もすれば夜が明けだすだろうから、それまでペースを乱さない程度に一緒に走ろうとペースを合わす。幸い同じようなペースだったので足元を照らしてながら走る。

実は、この男性、すごい人で・・・なんと2000年に優勝されている大Tさんだった。もちろん、

この時点どころかゴールするまで全く知らなかった。一緒に併走していただけたとは・・・こ
の時点でもまずまずのペースで走られていたので、ついていくのがやっとだった。


■ 06:20 CP56(183.5km)
6時を回ったがまだ暗くエイドサインのみ


06:41 CP57(186.1km)
ここもエイドサインのみ
もう飲み物くらいしか通らなくなってきた


 


■ 06:54 やっと夜があけだす
このあたりは何もない田園地帯だった
分岐が所々にありSP↑のサインを見つけながら走る


■ 07:10 CP58(189.3km)
ここまで大Tさんと一緒に走り、しばしの休憩



■ 07:27 CP59(191.8km)
ちょっとコワオモテの男性が待ち受けてくれコーラだけ飲んで出発






■ 07:43 公園の中に入る
なんとなく集落の近くになったのか閑散とした公園の中に入る


















■ 07:55 CP60(195.3km)
計測ポイントのTegeaに到着。関門時刻は11:00なので3時間5分の貯金。
ここでDrop Bagを受け取ると重い、そうレトルトカレーが入っていた。CP40で見つからなかっ
たDrop Bagが・・・よく見ると確かにCP60書いてあったので自分の記憶違いだったと・・・。

でも、もうカレーを食べる元気はなかったので食べずに出発する。


■ 08:33 CP61(198.6km)
幅の広い幹線道路(E961)に出た。ガスステーションのところにエイドがあった。

ここからスパルタへ向けた最後の試練の50㎞が始まる。影のない炎天下の中を道路の路肩の白線を見ながら黙々と走らなければならない。

スパルタまでラスト17㎞の地点までは、長くて見通しの良い穏やかなアップダウンが何度なく続くコースは体力も気力も奪われる。


■ 09:00 CP62(202.3km)
200㎞を超えた~ぁ。ここまで歩く速度と変わらない速さで坂を上る。
歩き出すと取り留めもなく歩きそうだから・・・少しでも走る。

■ 09:40 CP63(206.4km)
もう脚はパンパンでエイドで立ち止まると、次の走り出しがつらい。
エイド食も食べ飽きたと言うか、食べたいと思うものがない。

■ 09:42
しばらくエイドだけしか撮ってなかったのでエイドを出てすぐのところで1枚とった
が・・・あまり説明がない


■ 10:06 CP64(209.9km)
もうエイドにつくと無条件でスマホでタイムスタンプするが、途中はその元気もなくなってきた。


■ 10:26 CP65(212.3km)
Drop Bagを受け取ったが、もうレトルトの粥を食べる元気がなかった。
OS1 のゼリーだけもって出発する


■ 10:55 CP66(215.7km)
もうエイドからエイドが遠く感じる

■ 11:27 CP67(220.2km)
エイドに着くと「ブラボー」と歓迎され、それにこたえて「エフハリスト~」(ありがとう)と答える
この一言しかギリシャ語は覚えてないが・・・

あと10㎞ほどでスパルタへの下りになると聞いていたので、もうひと踏ん張り。

■ 11:49 CP68(223.4km)
ちょっと人が集まっていて拍手で歓迎される
少しフルーツをいただき補給する

■ 11:57 この長~い登り・・・
写真では全然ダイナミックさがない~(涙)


■ 12:20 CP69(226.7km)
フルーツジュースがうまかった
登り切ったと思ってもまだまだ続く・・・
行きかう多くの車から「ブラボー」と励まされる!
嬉しいもんだ~元気がでる



( このあたりの風景を走っているときは撮る元気もなかったが・・・こんなところでした
ゴール後にアテネに戻るバスのリアウインドウから撮った写真)

■ 12:52 CP70(231.4km)
スパルタスロンの看板があるので記念に作られた東屋だ。
Drop Bagを受け取ったが、チョコだけ口にして返却する。

■ この先から側道に入り、スパルタまで約15㎞の下りがつづく



■ 13:06 CP71(233.5km)
少し山沿いの道を下り集落のあるところにエイドで拍手で出迎えてくれる。
少女も出迎えてくれ1枚撮る。

■ 13:28 CP72(237.2km? 236.6km)
ゴールまで10㎞を切った。
待ちわびたかのように拍手して歓迎してくれる・・・でも、コーラを飲むのがやっとだった。
この先で、先ほどの大Tさんに追いついた・・・足取りがおかしくよろけて歩いていた。どうも
脱水症状のようで、ここからゴールまで一緒に走る。


■ 14:00 CP73(241.3km)
ゴールまであと5㎞だ。気力で踏ん張る。

■ 14:23 CP74(244.4km)
Drop Bagを受け取り、仲間から受け取った寄せ書きの日の丸とギリシャ国旗を取り出す。それ
と、最後のエイドからは沿道の子供たちにお菓子を上げるのがいいと聞いていたので、日本の
クッキーなど入った袋菓子をとりだす。
スパルタ市内の中心部にレオニダス像が立っている中央通に差し掛かった。レオニダス像はま見えないが、2~300mくらいの間の至福の区間。バイクに乗った警官が先導してくれる。さっきの国旗をなびかせてセレブレーションランに。周りからは「ブラボー」「指笛」「拍手」の歓声が凄い!もうヒーローになった気分だ。


歩道に突き出したレストランのテーブルの観客からも大きな拍手と歓声を受け、夢だったスパルタスロンのゴールが間もなく訪れる!

ゴール間際にトヨマンがいてくれた! レオニダス像が見えたときはウルッときた。その前に多くの人がいたが、近寄るにつて道をあけて歓迎してくれる。










ゴールテープのないないゴールだ! 大Tさんと一緒にレオニダス像の足にタッチする。




夢だったスパルタスロンのゴールが間もなく訪れる!
ゴール間際にトヨマンがいてくれた! レオニダス像が見えたときは
ウルッときた。その前に多くの人がいたが、近寄るにつて道をあけて歓迎してくれる。ゴール
テープのないないゴールだ! 大Tさんと一緒にレオニダス像の足にタッチする。

2015/09/21

2014 Spartathlon ② [ 中盤 ]

サンガスの山越え
CP22(80.0㎞)~CP52(171.5㎞)


★2014/9/26 前半からのつづき
  
初参加者にとっては洗礼とも言える最初の80㎞(制限9時間30分)を何とかクリアーしないと日本に帰れないと言う気持ちで、後先考えずに必死に走った。天候にも恵まれ例年の暑さではなく予想タイムよりも1時間早い8時間(現地時刻14:56)で到着したがGoalまでまだ3分の1のところ。まだこの先、夜に向かい第2の難関、標高1160mのサンガスの山越え(153~165㎞地点)が待ち受ける。

■ 14:56 CP22(80.0km)
日本から持参したカレーをパスタにかけて食べ、15分ほど休憩して15:11に出発


■ 15:30
これまでの幅の広い自動車道から風景も一転し田舎道のような閑散としたところを走る
80㎞の関門をクリアーしたことでヤレヤレ、ペースを抑えて走る(うそ、自然と落ちた)




■ 15:33 CP23(83.4km)
80㎞でガッツリ食べたのでここのエイドはパスして先を急ぐ


■ 15:40 オリーブやブドウ畑の中を通り抜ける
正面に見えるアクロコリントスの丘(山)へ向かって走るが、なかなか近寄ってこない。


■ 15:48 単調で変化のない風景を見ながら黙々と走る


■ 16:01 CP24(87.7km)
しばらくしてExamiliaに到着。こじんまりとした集落だ。


16:18  だんだんと近づいてきた~と思うがまだまだだ(汗)



■ 16:23 CP25(91.0km)
ハイウエイをまたぎ91㎞地点に到着
アクロコリントスの丘がまじかになってきた





■ 16:26 ランナーにとっては嫌~なきつくない登りがつづく



■ 16:36 アクロコンリントス村に到着
なんとなく活気のある集落の感じがする


■ 16:37 CP26(93.0km)
近くに古代アクロポリス(高いところの城市の意味)の神殿があるが見過ごしてしまった


■ 16:39 地元の方の声援を受けて駆け抜けていく

■ 17:04 CP27(97.1km)
アイスキューブがサービスされていた


■ 17:09 閑散とした田園風景の中をひたすら走る



■ 17:24 CP28(100.1km)
Assosに到着。やっと100㎞地点だ~!
最初の80㎞までで力の70~80%を出すつくしたので、ここまでサブテンペースとはいかなかったが~まずま
ず(休憩含めキロ6分15秒) でも、まだ先は長い~まだ半分も来ていない。






地元の収穫祭なのか?はたまたスパルタスロンのため歓迎行事なのか?わからなかったが、民族衣装のかわいい女性3人からのフラワーシャワーやコーラス隊など歓迎ムードはすごかった。長~いテーブルの上にはブドウや果物、ワインなどが置かれていていて、われわれランナーのためなのかどうかも悩むところだった




■ 17:39 CP29(102.1km)
先ほどよりも大きな集落 Zevgolationに到着。
多くの人が拍手で待ち受けてくれ、またまたトヨマンが出迎えてくれた!
ここでDropBagを受け取り、ここからの徹夜走に備え、ヘッドライトとリュック、その中にブレーカーやボ
トムパンツなどを入れて出発する


■ 17:53 高架橋を登り線路を渡る


■ 18:07 しばらく集落のないさみしい山間部のロードに入る

■ 18:12 CP30(105.9km)


■ 18:22 山間部に近づく
緩やかな登りになりだんだんと気が滅入る


■ 18:37 やっと集落が現れた


■ 18:40 CP31(109.8km)
Soulinariに到着。

地元の方々が出迎えてくれ写真を撮ってくれた


■ 18:57 またしばらく緩やかな登りが続き体力が奪われる


■ 19:04 民家が現れブラボーっと声援を受ける~
 


■ 19:05 CP32(112.9km)
19時を過ぎたがまだまだ明るい。


クーラーボックスにクラッシュアイスが用意されていたが、飲料用には入れれないな~とあきらめる





















19:28 このころから陽が暮れだし、モノトーンの世界になる

■ 19:34 CP33(116.8km)
ライトを装着し徹夜ランに備える



■ 20:02 CP34(120.2km)
このあたりからエイドの写真もタイムスタンプ目的でサインボードだけになってしまったm(._.)m、、




■ 20:24 CP35(124.0km)
Nemeaに到着。ここが2つ目の大きな関門で制限時間は16時間(23時00分)なので、
今の
ところ2時間半の貯金だが~まだ半分だ。一気に疲れが出た感じで椅子に座りこんだ。
 

午後8時過ぎにもかかわれず多くの人の歓迎を受ける

(ピンボケでゴメン)
ここでDropBagを受け取り、お湯で温める赤飯を食べようとするがパサパサで消化が良くない感
じがするので食べるのをあきらめ、エイドで用意されていたバターピラフを食べるが、あまり
食欲は進まずフルーツで補給。ここに来て前半のツケか?脚が重くなり椅子に座ったまま動け

なくなる。汗が冷え寒くなってきたので暖かいミルクティをいただき体温を上げて回復力を高

めようとストレッチをして出発。結局30分近く滞在したしまった。


■ 21:26 CP36(127.4km)
エイドサインのみ。ここからピンボケばかりですみません
Nemeaの町を抜け再び閑散とした街灯もない舗装路を走る
 
 ■ 21:42 CP37(129.4km)
周りに何もない田園地域でのエイドも大変だろう・・・
心なしかランナーの到着を待ちわびていたような~


■ 22:08 CP38(132.6km)
ここも建造物らしきものは何もなく車を止めて待ってくれていて頭が下がる。
街灯がないハイウェイ7号線に沿った地元道を走るがあたりは真っ暗。

 
■ 22:34 CP39(135.6km)
ここもエイドサインのみ・・・

 
■ 23:02 CP40(139.8km)
Nemeaから長かった~ようやくMalantreniに到着。
ここにDropBagを置いたつもりが見当たらない~!!ここまで来たら持参したカレー(レトルト)が食べれると頑張ったのに~。何度となく、DropBagの置かれているテーブルを探すがない・・
 
それもそのはず、ここCP40でなくCP60(195㎞)地点に置いたのを勘違いしていのだ。が、その時は頭の中はCP40だと思い込んでいるので・・・ちょっとパニック気味。仕方なくエイドのスナックやレーズンでしのぐ。トイレで用を足して出発するが・・・脚が重い。。
 
■ 23:34 CP41(143.1km)
この写真のように少しうつろな感じでエイドサインのみタイムスタンプする

 ■ 23:57 CP42(145.8km)
やっと沿道に民家がぽつぽつと現れ、その集落を抜けて閑散としたところにエイドがあった

■ 00:16 CP43(148.3km)
計測ポイントのLyrkeiaに到着。スパルタまで100㎞をきった!
深夜にもかかわらず多くの人たちが出迎えてくれた

 
■ 00:50 CP44(151.3km)
もうエイドサインのみになった~
 
 ■ 01:15 CP45(153.9km)
Kaparelliに到着。集落の中に入り坂を上がる。ちょっとした軽い坂だがもうきつい。
集落を抜けると、このあたりから徐々にカンザスへの登りが始まる。トレイルではなく幅5~6
mほどの舗装路だがセンターラインなどなにもなく、両サイドはガレ場やブッシュが茂ってい
てあたりは真っ暗でできるだけ道路の真ん中を走る。
 ■ 01:57 CP46(157.4km)
ヘアピンカーブの先に車を止めてエイドが用意されていた
このあたりは、きつくない登り坂だが行けども行けども現れ気が滅入る




■ 02:26 CP47(159.5km)
徐々に山の稜線が近づき、街灯のあるハイウェイが山の中腹を貫いている。その下をくぐり
抜けたとこがエイドかと期待したが・・・まだまだ坂を登らされ、やっとの思いでエイドの明かりが見えた。
 
登っているときはランナーの姿もまばらでさみしかったが、多くのランナーがここで休憩していた。中にはシューズを履き替えているランナーもいたが、その訳がピンとこなかった。 

とにかく、ここでサンガスの山を登
り切った~と、しばしエイドで休憩してどっちに下るのかと思ってキョロキョロすると・・・関係者がこちらだと指をさしてくれ、愕然とした。
稜線まで登り切ったと思っていたところのエイドはサンガスのベースキャンプみたいなところで、目の前に新たな稜線が頭上の彼方に見えるじゃないか~。えっここからあの先まで行くの!?って、思わず聞いてしまった。
 
 
その時の写真は撮らなかったが、後日その光景の写真がサイト上にあった。この稜線のたぶん一番低いところまで登る。
 


ガレ場を登り、ゴツゴツした岩に手を付きながら登るところもあった。眼下に先ほどのハイウ
ェイの明かりが見える。コース案内のための発光体が所々に置かれているがあたりは真っ暗。
 
前のランナーを抜かしてしまい、かっこつけて早足で登り、もう息絶え絶え。一気に心肺マックス状態になり、身体は暑いが吐く息は白くなる。寒いほどではないが、立ち止まってじっとすると汗冷えして一気に寒くなりそうだ。

自分のヘッドライトだけが頼りで、危ないところはテープが張られているが、一歩間違えば滑り落ちそうな崖を登って行く。だんだんとハイウエイの明かりも小さくなり、今度こそ稜線が近づいてきたかと見上げたが・・・まだまだ。そうたやすく登ってはサンガスに申し訳ない。つづら折りを登ったところでスタッフの方が誘導してくれた。

やっとの思いで頂のエイドに到着した。


■ 03:01 CP48(162.5km)
ベースキャンプのエイド(CP47)からここまでの距離は3㎞となっていた。もう脚はヨレヨレで、
エイドのサインボードを撮っていたら親切に写真を撮ってくれた。表情はともかく、登り切っ
た感のある写真で記念になったと感謝している。
 
エイドで少し休憩しようと思ったが、汗冷えして寒くなりそうなので、コーラだけ飲んで足早に下ることに。ここからは登ってきた方向と反対側にスパルタのサインが見つかり、すぐ眼下に町明かりが見えた。
ここからは登ってきたコースとは違い、小さな石のガレ場が続き、石ごとズルズルと滑る。度、尻もちを着いたがケガはせずに下れた。

 
■ 03:28 CP49(164.5km)
やっと民家のある地点まで下りエイドが用意されいたが、立ち寄らずサインボードだけスマホに
収めた。集落を抜けアスファルトでない舗装路を走る。真っ暗で民家らしき建物はなかった
 
■ 03:44 CP50(167.0km)
ここもエイドもサインのみ
前後にランナーがおらず、途中舗装路が途切れたりしてコースが不安だったが、エイドを見て
安心した
 
■ 04:05 CP51(169.8km)
ここもサインのみでパス・・・ごめんなさい
 
■ 04:20 CP52(171.5km)
ようやく民家の明かりが見えNestaniに到着


ここが4つ目の関門で制限時間は24時間30分(朝の7:30)なので3時間ちょっと貯金ができた
DropBagを受け取り、ミックスジュース(紙パック)と濡れおかきで補給して出発する
 
<後半へつづく>