原宿(13)から藤枝宿(22)へ
5:00 起床
朝、水ぶくれがマシになっていることを祈って立ち上がるが・・・
痛みが足裏から脳天まで突き抜けるような痛み・・・・・(笑)
トイレに行くもひと苦労~ 昨夜、決死の思いで風呂に入り疲れを落として・・・
水ぶくれの処置と洗濯をして、就寝・・・
着替えは3ローテーション分で、その日に着たウエアを洗濯し、
次の朝、乾かなければビニール袋にいれて走るしかないが・・・
この日は絞りがよかったのかすっかり乾いていた(嬉)
多くの応援メールもいただいたが、返信もできないまま朝に
「声援いただいた方々、どうもすみません(m_m)」
リタイアが頭を横切ったが、キズパワーパッドのお蔭で?
気分的には少し楽になったが、
痛みがなくなったわけではない
とりあえず、今日は75km先の藤枝あたりまでと計画して出発痛みが足裏から脳天まで突き抜けるような痛み・・・・・(笑)
トイレに行くもひと苦労~ 昨夜、決死の思いで風呂に入り疲れを落として・・・
水ぶくれの処置と洗濯をして、就寝・・・
着替えは3ローテーション分で、その日に着たウエアを洗濯し、
次の朝、乾かなければビニール袋にいれて走るしかないが・・・
この日は絞りがよかったのかすっかり乾いていた(嬉)
多くの応援メールもいただいたが、返信もできないまま朝に
「声援いただいた方々、どうもすみません(m_m)」
リタイアが頭を横切ったが、キズパワーパッドのお蔭で?
気分的には少し楽になったが、
痛みがなくなったわけではない
昨日の終点地点、片浜駅を6:10にスタート
初日の雨がウソのような晴天
広重も見た「原 (朝乃富士)」
みごとに現れた!
走りだしは痛みで右足を地面につけたくないほどだが、
500m我慢すれば・・・・・
痛みが和らぎ、
一定のリズムを崩さなければなんとか走れる。
みごとに現れた!
走りだしは痛みで右足を地面につけたくないほどだが、
500m我慢すれば・・・・・
痛みが和らぎ、
一定のリズムを崩さなければなんとか走れる。
6:57 富士市に入る
痛みを忘れるほどの朝の気持ちよさ! 「天気もサイコー!景色もサイコー!」 |
8:10 (14)吉原宿 (141.3㎞)
広重の「吉原 (左富士)」
このあたりか?
江戸から京へ向かう道中で基本的に富士山は右側に見えるが、このあたりは左側に鎮座する
8:36 富士川を渡る
一見、どこかでも見たような片側1車線の橋が見えた
片側にしか歩道はなく、渡り始めると・・・壮大なパノラマが広がった!!
|
2日ぶりに声がでた気がした~
富士川を渡ると、ちょっとしたアップダウンが続き
道なりに走ってると、急な登りになり、元気を振り絞り登る
しばらく行くと畑仕事している人がいた・・・
不審そうに見えたのか・・・
じろっと上目づかいでみられた
「おはようございます」と一応声をかけると、
「どこに行くつもりですか~?」と・・・
「蒲原(かんばら)へ」と言うと、
「こっちは行き止まりよ~」と・・・、
これ、すなわち
3回目のミスコース!!
どうもありがとうございます・・・・・
愕然となり、登った山道を引き返す・・・
ドッと疲れた~
9:50 (15)蒲原宿 (153.5km)
東名高速をまたいで住宅街に入る
広重の「蒲原 (夜之雪)」
東海道五十三次の中でも人気の蒲原
場所を特定するようなものがわからず、後方に山が見え、坂道のあるところでカメラに収めた。
このあたりから右手は山、左手は海岸線、その間を東海道本線が走る。
それに沿ったかたちで情緒のある旧道を由井まで走る。
(蒲原駅で経過報告⑤をメール)
http://mtfuji-live.jp/angle/hiroshige.php
周辺には甘夏やハッサクが成っていて・・・
ちょうど目の前に落ちて足元に転がってきたので・・・?
「ラッキーっ!」
ありがたく頂戴することに!!
(と言うか、公道に落ちていたのを頂戴しました~)
10:40 (16)油井宿 (159.4km)
きつい薩埵峠(さったとうげ)を登り切ったところで振り返ると、
広重の「由比 (薩埵領)」
絵の方角に富士山が雲から頭だけ見えた。
広重の東海道五十三次の絵の中で富士山が描かれているのは7枚あるが、この富士山が当時の情緒が感じられて好きな絵の一つだ。
東海道で見たかった景色の一つ
しばらくすると富士山は雲に隠れてしまったが~
|
下り坂は破けた水ぶくれに刺激を与えて痛みが走る。
しかし、東名高速との位置関係がおかしいと思い、携帯GPSで確認
4回目のミスコースに気がつく!!
500m近く下って戻ったが、登りは1kmくらいに感じた~
辛かった~「情けないー」
結局、先ほど休憩した展望台まで戻る
広重の「奥津 (興津川)」
興津川を過ぎてしまい、広重の「奥津 興津川」を見落としてしまった。
旧道から国道1号線へでて歩道を走る
12:27 (17)奥津宿 (165.9km)
ミスコースでドッと疲れがでたが、無事、興津駅に着く
昔は「奥津(おくつ)」だったが、今は「興津(おきつ)」となっている。
しばらくJR東海道本線に沿った街道を走り、静岡市清水区(旧清水市)に入る
|
13:06 清水駅
旧道から単調な国道1号線をひたすら走り、ちょっと奥まった清水駅に到着(江尻宿の入口)
地図を見る限りでは、清水駅のすぐ裏側には海岸線がすぐ際まできているが駅の反対側に行く道が見当たらない。
|
13:32 (18)江尻宿 (170.9km)
広重の「江尻 (三保遠望)」
絵のような海岸線からは離れているが三保の松原が一望できたのかもしれない
15:08 静岡駅(約185km)
当初の計画では初日でここまでくるつもりだったが・・・
とんでもない計画だったと・・・反省。反省しきり。。。。
駅前の松阪屋のトイレを借りて、地価のジュースバーで生イチゴジュースを注文する。
美味しすぎて、写メを取るのを忘れてしまう・・・
|
安倍川を渡りきる
広重の「府中 (安倍川)」
絵の正面の山は、で調べたところ、渡り切ったあとに振り返った賤機山(しずはたやま)だと知った。
たまたま渡り切った側で撮っておいた写真があった(嬉)
安倍川を渡って鞠子宿に入る
府中宿から次の丸子宿(昔は鞠子宿)に入る
|
安倍川餅を食べて、
疲れをリセット
疲れをリセット
元気が出た気分・・・
しかし、
走り出しは足裏が痛む!
「でも、走るしかない!がまん、がまん・・・」
15:50 (20)鞠子宿 (186.1km)
広重の「丸子 (名物茶店)」
十三次で一番見たかった場所
十三次で一番見たかった場所
「お~、タイムスリップした感じだ!」
17:03 ちょっと早めのディナー
名物茶屋のとろろ汁ご飯!!(1300円)
泡立つとろろをあつあつの麦入りご飯にかけていただきました・・・疲れが吹っ飛ぶ美味しさ!!
ご飯はおひつに、お茶碗3杯分はあった 「この粘りパワーで宇津ノ谷峠を乗り切るぞ」
|
18:32 (21)岡部宿 (193.0km)
広重の「岡部 (宇津ノ谷)」現在は国道1号線が旧道の上をまたいで、その面影はないが、岡部川の支流に沿った旧道を下って行く。
18:54 国道1号線との交差点
「何とか日が暮れるまでに峠を越せた~」
国道1号線の信号で止まると、後ろに岡部宿の石碑があった
1号線を横切り、下ってきた県道208号線を直進する
ここから単調なロードで藤枝宿へ向かう
|
広重の「藤枝 (人馬継立)」
問屋場の風景が描かれているが、問屋場とは宿場で荷物の積み替えを行うところで、人や馬を交代して荷物を運んだ。
問屋場の風景が描かれているが、問屋場とは宿場で荷物の積み替えを行うところで、人や馬を交代して荷物を運んだ。
今は交番になっていた
今夜の宿をスマホで探し、藤枝駅前のビジネスホテルに泊まることにした。
ここから藤枝駅まであと3kmほど・・・
気力のみ!
(ホテルから経過報告⑥をメール)
■ 2日目(29日)の記録
29日6:10 静岡県片浜駅出発(127km)
29日20:30 静岡県藤枝駅到着(209km)
通過宿場数 10宿場(ここまでで22宿場)
総距離 約72km +ミスコース2回(2km?)
天候 ほぼ快晴 少し陽に焼けた
体調 依然として両足裏の水ぶくれが痛いが間接系・筋肉系は大丈夫
感激 壮大な富士川の風景、薩た峠のパノラマ、元祖安倍川餅、タイムスリップした鞠子の茶屋、そこのとろろ汁ご飯、途中であった方からの声援
苦悩 水ぶくれとの戦い、薩た峠と蒲原でのミスコース・・・多々