CP22(80.0㎞)~CP52(171.5㎞)
★2014/9/26 前半からのつづき
初参加者にとっては洗礼とも言える最初の80㎞(制限9時間30分)を何とかクリアーしないと日本に帰れないと言う気持ちで、後先考えずに必死に走った。天候にも恵まれ例年の暑さではなく予想タイムよりも1時間早い8時間(現地時刻14:56)で到着したがGoalまでまだ3分の1のところ。まだこの先、夜に向かい第2の難関、標高1160mのサンガスの山越え(153~165㎞地点)が待ち受ける。
■ 14:56 CP22(80.0km)
日本から持参したカレーをパスタにかけて食べ、15分ほど休憩して15:11に出発
■ 15:30
これまでの幅の広い自動車道から風景も一転し田舎道のような閑散としたところを走る
80㎞の関門をクリアーしたことでヤレヤレ、ペースを抑えて走る(うそ、自然と落ちた)
■ 15:33 CP23(83.4km)
80㎞でガッツリ食べたのでここのエイドはパスして先を急ぐ
■ 15:40 オリーブやブドウ畑の中を通り抜ける
正面に見えるアクロコリントスの丘(山)へ向かって走るが、なかなか近寄ってこない。
■ 15:48 単調で変化のない風景を見ながら黙々と走る
■ 16:01 CP24(87.7km)
しばらくしてExamiliaに到着。こじんまりとした集落だ。
■ 16:18 だんだんと近づいてきた~と思うがまだまだだ(汗)
■ 16:23 CP25(91.0km)
ハイウエイをまたぎ91㎞地点に到着
アクロコリントスの丘がまじかになってきた
■ 16:26 ランナーにとっては嫌~なきつくない登りがつづく
■ 16:36 アクロコンリントス村に到着
なんとなく活気のある集落の感じがする
■ 16:37 CP26(93.0km)
近くに古代アクロポリス(高いところの城市の意味)の神殿があるが見過ごしてしまった
■ 16:39 地元の方の声援を受けて駆け抜けていく
■ 17:04 CP27(97.1km)
アイスキューブがサービスされていた
■ 17:09 閑散とした田園風景の中をひたすら走る
■ 17:24 CP28(100.1km)
Assosに到着。やっと100㎞地点だ~!
最初の80㎞までで力の70~80%を出すつくしたので、ここまでサブテンペースとはいかなかったが~まずまず(休憩含めキロ6分15秒) でも、まだ先は長い~まだ半分も来ていない。
地元の収穫祭なのか?はたまたスパルタスロンのため歓迎行事なのか?わからなかったが、民族衣装のかわいい女性3人からのフラワーシャワーやコーラス隊など歓迎ムードはすごかった。長~いテーブルの上にはブドウや果物、ワインなどが置かれていていて、われわれランナーのためなのかどうかも悩むところだった
■ 17:39 CP29(102.1km)
先ほどよりも大きな集落 Zevgolationに到着。
多くの人が拍手で待ち受けてくれ、またまたトヨマンが出迎えてくれた!
ここでDropBagを受け取り、ここからの徹夜走に備え、ヘッドライトとリュック、その中にブレーカーやボトムパンツなどを入れて出発する
■ 17:53 高架橋を登り線路を渡る
■ 18:07 しばらく集落のないさみしい山間部のロードに入る
■ 18:12 CP30(105.9km)
■ 18:22 山間部に近づく
緩やかな登りになりだんだんと気が滅入る
■ 18:37 やっと集落が現れた
■ 18:40 CP31(109.8km)
Soulinariに到着。
地元の方々が出迎えてくれ写真を撮ってくれた
■ 18:57 またしばらく緩やかな登りが続き体力が奪われる
■ 19:04 民家が現れブラボーっと声援を受ける~
■ 19:05 CP32(112.9km)
19時を過ぎたがまだまだ明るい。
クーラーボックスにクラッシュアイスが用意されていたが、飲料用には入れれないな~とあきらめる
■ 19:28 このころから陽が暮れだし、モノトーンの世界になる
■ 19:34 CP33(116.8km)
ライトを装着し徹夜ランに備える
■ 20:02 CP34(120.2km)
このあたりからエイドの写真もタイムスタンプ目的でサインボードだけになってしまったm(._.)m、、
■ 20:24 CP35(124.0km)
Nemeaに到着。ここが2つ目の大きな関門で制限時間は16時間(23時00分)なので、
今のところ2時間半の貯金だが~まだ半分だ。一気に疲れが出た感じで椅子に座りこんだ。
■ 午後8時過ぎにもかかわれず多くの人の歓迎を受ける
(ピンボケでゴメン)
ここでDropBagを受け取り、お湯で温める赤飯を食べようとするがパサパサで消化が良くない感
じがするので食べるのをあきらめ、エイドで用意されていたバターピラフを食べるが、あまりここでDropBagを受け取り、お湯で温める赤飯を食べようとするがパサパサで消化が良くない感
食欲は進まずフルーツで補給。ここに来て前半のツケか?脚が重くなり椅子に座ったまま動け
なくなる。汗が冷え寒くなってきたので暖かいミルクティをいただき体温を上げて回復力を高
めようとストレッチをして出発。結局30分近く滞在したしまった。
■ 21:26 CP36(127.4km)
エイドサインのみ。ここからピンボケばかりですみません
Nemeaの町を抜け再び閑散とした街灯もない舗装路を走る
エイドサインのみ。ここからピンボケばかりですみません
Nemeaの町を抜け再び閑散とした街灯もない舗装路を走る
周りに何もない田園地域でのエイドも大変だろう・・・
心なしかランナーの到着を待ちわびていたような~
■ 22:34 CP39(135.6km)
ここもエイドサインのみ・・・
ここもエイドサインのみ・・・
■ 23:02 CP40(139.8km)
Nemeaから長かった~ようやくMalantreniに到着。
Nemeaから長かった~ようやくMalantreniに到着。
ここにDropBagを置いたつもりが見当たらない~!!ここまで来たら持参したカレー(レトルト)が食べれると頑張ったのに~。何度となく、DropBagの置かれているテーブルを探すがない・・
それもそのはず、ここCP40でなくCP60(195㎞)地点に置いたのを勘違いしていのだ。が、その時は頭の中はCP40だと思い込んでいるので・・・ちょっとパニック気味。仕方なくエイドのスナックやレーズンでしのぐ。トイレで用を足して出発するが・・・脚が重い。。
■ 23:34 CP41(143.1km)
この写真のように少しうつろな感じでエイドサインのみタイムスタンプする
この写真のように少しうつろな感じでエイドサインのみタイムスタンプする
■ 00:16 CP43(148.3km)
計測ポイントのLyrkeiaに到着。スパルタまで100㎞をきった!
深夜にもかかわらず多くの人たちが出迎えてくれた
計測ポイントのLyrkeiaに到着。スパルタまで100㎞をきった!
深夜にもかかわらず多くの人たちが出迎えてくれた
■ 01:15 CP45(153.9km)
Kaparelliに到着。集落の中に入り坂を上がる。ちょっとした軽い坂だがもうきつい。
集落を抜けると、このあたりから徐々にカンザスへの登りが始まる。トレイルではなく幅5~6
Kaparelliに到着。集落の中に入り坂を上がる。ちょっとした軽い坂だがもうきつい。
集落を抜けると、このあたりから徐々にカンザスへの登りが始まる。トレイルではなく幅5~6
mほどの舗装路だがセンターラインなどなにもなく、両サイドはガレ場やブッシュが茂ってい
てあたりは真っ暗でできるだけ道路の真ん中を走る。
■ 01:57 CP46(157.4km)ヘアピンカーブの先に車を止めてエイドが用意されていた
このあたりは、きつくない登り坂だが行けども行けども現れ気が滅入る
■ 02:26 CP47(159.5km)
徐々に山の稜線が近づき、街灯のあるハイウェイが山の中腹を貫いている。その下をくぐり抜けたとこがエイドかと期待したが・・・まだまだ坂を登らされ、やっとの思いでエイドの明かりが見えた。
徐々に山の稜線が近づき、街灯のあるハイウェイが山の中腹を貫いている。その下をくぐり抜けたとこがエイドかと期待したが・・・まだまだ坂を登らされ、やっとの思いでエイドの明かりが見えた。
登っているときはランナーの姿もまばらでさみしかったが、多くのランナーがここで休憩していた。中にはシューズを履き替えているランナーもいたが、その訳がピンとこなかった。
とにかく、ここでサンガスの山を登り切った~と、しばしエイドで休憩してどっちに下るのかと思ってキョロキョロすると・・・関係者がこちらだと指をさしてくれ、愕然とした。
とにかく、ここでサンガスの山を登り切った~と、しばしエイドで休憩してどっちに下るのかと思ってキョロキョロすると・・・関係者がこちらだと指をさしてくれ、愕然とした。
稜線まで登り切ったと思っていたところのエイドはサンガスのベースキャンプみたいなところで、目の前に新たな稜線が頭上の彼方に見えるじゃないか~。えっここからあの先まで行くの!?って、思わず聞いてしまった。
ェイの明かりが見える。コース案内のための発光体が所々に置かれているがあたりは真っ暗。
前のランナーを抜かしてしまい、かっこつけて早足で登り、もう息絶え絶え。一気に心肺マックス状態になり、身体は暑いが吐く息は白くなる。寒いほどではないが、立ち止まってじっとすると汗冷えして一気に寒くなりそうだ。
自分のヘッドライトだけが頼りで、危ないところはテープが張られているが、一歩間違えば滑り落ちそうな崖を登って行く。だんだんとハイウエイの明かりも小さくなり、今度こそ稜線が近づいてきたかと見上げたが・・・まだまだ。そうたやすく登ってはサンガスに申し訳ない。つづら折りを登ったところでスタッフの方が誘導してくれた。
やっとの思いで頂のエイドに到着した。
自分のヘッドライトだけが頼りで、危ないところはテープが張られているが、一歩間違えば滑り落ちそうな崖を登って行く。だんだんとハイウエイの明かりも小さくなり、今度こそ稜線が近づいてきたかと見上げたが・・・まだまだ。そうたやすく登ってはサンガスに申し訳ない。つづら折りを登ったところでスタッフの方が誘導してくれた。
やっとの思いで頂のエイドに到着した。
■ 03:01 CP48(162.5km)
ベースキャンプのエイド(CP47)からここまでの距離は3㎞となっていた。もう脚はヨレヨレで、
ベースキャンプのエイド(CP47)からここまでの距離は3㎞となっていた。もう脚はヨレヨレで、
エイドのサインボードを撮っていたら親切に写真を撮ってくれた。表情はともかく、登り切っ
た感のある写真で記念になったと感謝している。
ここからは登ってきたコースとは違い、小さな石のガレ場が続き、石ごとズルズルと滑る。2度、尻もちを着いたがケガはせずに下れた。
■ 03:28 CP49(164.5km)やっと民家のある地点まで下りエイドが用意されいたが、立ち寄らずサインボードだけスマホに収めた。集落を抜けアスファルトでない舗装路を走る。真っ暗で民家らしき建物はなかった
■ 03:44 CP50(167.0km)
ここもエイドもサインのみ
前後にランナーがおらず、途中舗装路が途切れたりしてコースが不安だったが、エイドを見て
ここもエイドもサインのみ
前後にランナーがおらず、途中舗装路が途切れたりしてコースが不安だったが、エイドを見て
安心した
■ 04:05 CP51(169.8km)
ここもサインのみでパス・・・ごめんなさい
ここもサインのみでパス・・・ごめんなさい
■ 04:20 CP52(171.5km)
ようやく民家の明かりが見えNestaniに到着
ここが4つ目の関門で制限時間は24時間30分(朝の7:30)なので3時間ちょっと貯金ができた
DropBagを受け取り、ミックスジュース(紙パック)と濡れおかきで補給して出発する
ようやく民家の明かりが見えNestaniに到着
ここが4つ目の関門で制限時間は24時間30分(朝の7:30)なので3時間ちょっと貯金ができた
DropBagを受け取り、ミックスジュース(紙パック)と濡れおかきで補給して出発する
<後半へつづく>